プレスリリース

【ニュースリリース】

2007年9月19日

各位

株式会社日本海水
株式会社エイ・ピー・エム
アドバンテッジパートナーズLLP

エア・ウォーター株式会社への株式会社日本海水株式譲渡のお知らせ

アドバンテッジパートナーズLLP(本社:東京都港区、共同代表パートナー:笹沼泰助/リチャード・L・フォルソム、以下「AP」といいます。)は、そのサービスを提供するファンド(以下「ファンド」といいます。)とエア・ウォーター株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:青木 弘、以下「エア・ウォーター」といいます。)との間で、ファンドの保有する株式会社日本海水(本社:東京都中央区、代表取締役:植岡佳樹、以下「日本海水」といいます。)の発行済株式の48.35%(9,887,210株)をエア・ウォーターに譲渡することが合意されたことをお知らせします。日本海水とファンドは、今回の株式譲渡により日本海水の自主・独立路線を維持しつつ、日本海水の長期的な企業価値を向上させることが可能であると考えております。

APは、2003年7月の旭化成株式会社からファンドへの製塩子会社2社の株式譲渡以降、日本海水の経営に深く関与し、様々な施策を通じて日本海水の企業価値向上を支援してまいりました。特に、業界自由化の流れの中での戦略的M&Aの実行により、2005年9月には国内製塩同業の讃岐塩業株式会社を子会社化、翌年4月に合併し、また、2005年7月には民事再生法を申請した浦島海苔株式会社の支援を通じて食品分野への事業ドメインを拡大いたしました。その結果、日本海水は国内製塩市場の50%超を占めるリーディングカンパニーとなり、製塩3工場の統合メリットによる競争力向上を実現すると同時に、事業領域の拡大を通じて安定成長を追求できる事業基盤を獲得することとなりました。

こうした経営基盤の強化をふまえて、日本海水はリーディングカンパニーに相応しい社内体制の整備を進めてまいりましたが、その過程において、ファンドに代わる新たな安定株主としてエア・ウォーターが最も相応しいとファンド及び日本海水は判断いたしました。エア・ウォーターは長期的な観点から株式を保有する意向を表明しており、豊富な経営資源を背景に、日本海水の経営の自主性を維持しつつ、財務面・管理面、さらにはM&A、R&D等の面で幅広く日本海水の企業価値向上に協力いただけるものと考えます。また、エア・ウォーターの主要な事業基盤であるガス業界と塩業界には業界発展の歴史や物流構造などで類似性が見られ、今後経営方針においても適切なアドバイスが得られるものと考えます。さらに、企業理念・ビジネスドメインの点でも、両社とも「水/海水」を事業の根本の一つにすえており、長期的な事業展開の方向性という観点から親和性が高く、シナジーの追求の可能性が広がると考えられます。こうした理由からファンド傘下で事業の拡大と改革を進めてきた日本海水が更なる飛躍を目指す上で、事業会社であるエア・ウォーターを長期安定株主として招聘できたことは大変意義深いことであると考えております。

日本海水は、今後エア・ウォーターの支援も得ながら、同社が掲げる「海水産業」としての新たな事業創出も視野に入れつつ、業容拡大に取り組んでまいります。今後の経営体制としては、代表取締役の植岡佳樹以下、日本海水の現経営陣が継続して経営の任に当たります。同時に、経営の透明性と客観性向上の観点から社外取締役1名、経営監視の観点から社外監査役1名を、新たにエア・ウォーターより招聘し、AP派遣役員の一部と交代する予定です。株式譲渡により日本海水はエア・ウォーターグループの一員となりますが、自主独立の精神のもとで、これまでの事業戦略・経営方針を継続してまいります。また、ファンドはマイノリティの株主となりますが、引き続き日本海水の企業価値向上へ向けた支援を行ってまいります。

APは本件を通じて得られた企業価値創造の様々な経験を生かして、今後も一層積極的にファンドサービス提供活動に取り組み、プライベートエクイティ市場の発展に貢献してゆきたいと考えております。

株式会社日本海水について

設立 1995年10月26日(前身である新日本化学工業(株)より事業承継)
代表者 代表取締役 植岡佳樹
資本金 13億円
発行済株式数 20,449,553株(399,053株の潜在株式を含む)
本社 〒103-0011東京都中央区日本橋大伝馬町10-6フォーリッチビル5階
URL http://www.nihonkaisui.co.jp/
従業員数 608人(うち167人は契約社員他)

日本海水は、2003年11月に旭化成株式会社傘下の製塩子会社2社(当時業界1位の新日本ソルト株式会社と業界3位の赤穂海水株式会社)が、ファンド傘下で独立した後、2004年10月に事業統合・合併して発足いたしました。日本海水は、「人と海を技術でつなぎ、食と健康、そして人びとのよりよい生活に貢献」することを企業理念として掲げ、塩のリーディングカンパニーとして操業の安定・品質の向上を常に目指し、お客様の視点に立って「安全」で「安心」のできる商品、サービスを提供しております。製塩業に加えて、海苔事業、環境事業を傘下に有し、業容拡大に努めております。

アドバンテッジパートナーズLLPについて

創立 1992年12月17日
設立 2005年9月13日
代表者 共同代表パートナー 笹沼 泰助/リチャード・エル・フォルソム
所在地 〒105-0001東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス17階
URL http://www.advantagegroup.co.jp/

APは国内外の機関投資家(生損保、銀行、商社など)によって組成されるファンドに対してサービスを提供する独立系プライベートエクイティ(PE)会社です。1997年に日本初のPEファンドへのサービス提供を開始以来、第一人者として複数のファンドに対して、数多くの有力案件を紹介し、それらの精査や企業価値向上のお手伝いをしてまいりました。当社がサービスを提供しているファンドは、これまで約9年半にわたり24件の投資を実施しており、投資実行・投資回収の両面において国内最高レベルの実績を誇っております。

株式会社エイ・ピー・エムは、APがサービスを提供するMBI3号ファンドの無限責任組合員です。株主構成比率はAP60%、丸紅株式会社40%となっております。

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社日本海水
人事総務部長 玉木宏明
電話番号 03-5652-8752
アドバンテッジパートナーズLLP
パートナー 馬場勝也
電話番号 03-5425-8826