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アドバンテッジパートナーズは、日本は最も魅力あるプライベートエクイティ市場の一つだと考えています。1990年代後半に初のバイアウトが実行された後、日本国内のプライベート案件数は2007年をピークに上昇し、金融危機を機に一旦縮小した後、ここ数年はゆるやかな増加傾向を示しています。ディールフローは、市場で見られる幾つかの傾向によって牽引されています。主な案件には以下のようなタイプがあります。

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創業者からの事業承継案件は、日本におけるプライベートエクイティ投資対象として以前から注目されていました。戦後起業した実業家は高齢化し、退職期に差し掛かっています。中小企業を対象とした調査では、86%が事業承継を重要な経営課題として捉えている一方、事業承継を開始していない企業や、計画を有していない企業は62%にまで上ります。創業者オーナーの多くが抱える課題は、後継者不足や自社株を含む個人資産・税務関連の取り扱い、相談相手不足など、プライベートエクイティ業界がサポートできる内容が多く含まれます。(出典:帝国データバンク。2013年調査。)又、特筆すべき最近の傾向として、若手事業家による事業継承事例の増加が挙げられます。事業の更なる拡大の為や、他事業立ち上げの為、プライベートエクイティファンドをパートナーとして選定する傾向が見られます。

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日本には大規模なコングロマリット(ここでは、50社以上の連結子会社を有する企業と定義します)が250社を超え、併せて37,000社に上る子会社を有しています。(2012年度末現在。)震災やマクロ経済状況などの環境の変化に伴い、非中核事業や不採算事業の分割や売却を事業戦略の一環と捉えている企業は多く、継続的にプライベートエクイティ業界における案件フローの一角を占めています。特に、ガバナンス強化、スチュワードシップコード導入、ROE重視、といった要請が強まる中、今後このタイプの案件が増加することが予想されます。

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有力な主力商品や顧客ベースを有しながら、業績悪化や倒産に至る企業の理由は多岐に渡ります。中小企業金融円滑化法の終了による、貸し付け条件変更後の倒産に加え、昨今では人手不足による人材難倒産も見受けられます。プライベートエクイティファンドは資金需要ニーズを満たすのみならず、既存レンダーを含めた利害関係者との調整や、事業存続のための新しい視点からの提供など、再生案件でも有効的な提案が可能です。

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上場企業の経営者は株式市場、規制環境、事業環境の変化と圧力にさらされながら、株主に対してリターンの創出を求め続けられます。株価上昇を追求した敵対的買収の標的となるリスクや金融危機後の規制強化や会計制度の変更に対応する経営管理費の上昇、市場自体が縮小する中で利益創出の必要性など、上場継続自体の魅力が低下する中、非上場化を選択肢とする動きも出ています。

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企業がさまざまな長期的資金ニーズを充足するため、Equity性資金を調達することは、上場・非上場を問わず実施されていますが、その手段の一つとして、プライベートエクイティファンドが活用される事例も存在します。再生案件のように、抜本的な改革が必要な場合には、ファンドが過半数の株式を取得した上で、ガバナンスを徹底することが求められることが多いですが、成長資金を調達する場合等で過半数は既存株主が保有を継続して、ファンドが新たな資金を投入し、側面支援するというケースもあります。日本では、欧米に比較してリスクマネーの供給者が限られると言われており、プライベートエクイティは、増資引受の有力な担い手でもあるのです。

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