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株式会社カチタスによる株式会社リプライスの買収について

株式会社カチタスによる株式会社リプライスの買収について

2016.03.30

株式会社アドバンテッジパートナーズ（以下「AP」）がサービスを提供するファンドが出資する株式会社カチタス（以下「カチタス」）は、本日、株式会社リプライス（以下「リプライス」）の株式の100%を譲受いたしました。

カチタスは現在、人口30万人以下の地方都市を中心に全国で110店舗を構え、年間3,000棟以上の中古住宅を買い取り、リフォームしてから販売する買取再販の最大手です。一方、リプライスは東京、大阪、名古屋などの都市圏を中心に全国14事業所を構え、年間600棟以上の買取再販を手掛けています。両社は展開エリアと仕入ノウハウについて異なる強みを有していることから、経営統合によるシナジー効果が創出できると判断しました。経営統合後の持ち株会社の売り上げは年間500億円以上となり、買取再販の取り扱い件数・売上では国内で圧倒的なNo.1企業となります。

この統合により両社を合わせた買取再販物件数は、2015年実績見込みをベースといたしますと年間3,700棟以上となりますが、これらの仕入物件のうち、空き家比率は約60％となっています。したがって、両社が経営統合することで、国内で年間2,000棟以上の空き家を再生させていく企業が誕生することとなります。カチタスおよびリプライスは、経営統合後は数年以内の株式上場も視野に入れながら、中古住宅流通の活性化を通じ、日本の課題である空き家問題の解消にも寄与すべく、さらなる事業成長を目指してまいります。

APは、過去の投資先における事業改善のノウハウ、ネットワークを活かしながら、両社経営陣と共同で経営に参画し、新たなガバナンス体制の確立や成長戦略の確立を含む、更なる事業価値の創造を継続的に支援して参ります。