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当社グループの組織運営体制変更に関するお知らせ

2020.07.27

アドバンテッジパートナーズグループ(以下、「当社グループ」)の組織運営体制に変更がございましたので、お知らせ申し上げます。当社グループでは従前より、創業者主導の運営から、自律的な成長を実現できる企業組織への移行を進めております。今後も引き続きグループの組織・ガバナンス体制の強化に努めてまいる所存です。

1.国内バイアウトファンド運営事業責任者任命

日本のバイアウト市場における当社グループの活動をさらに強化すべく、この度、シニアパートナーの喜多慎一郎を、国内バイアウトファンド運営事業の責任者として任命いたしました。同時に喜多は、本年7月15日付で当社グループの日本におけるオペレーションを総括する株式会社アドバンテッジパートナーズの代表取締役に就任いたしました。従前より代表取締役を務めております笹沼と共に、国内バイアウト市場全体の活性化とファンド投資先企業の発展に向けて、幅広い活動に取り組んでまいります。

喜多は、2003年に当社グループに参画、2006年にパートナー、2014年にシニアパートナーに就任、これまで通算20社の投資案件に関わり、投資先の事業発展とファンドリターンの実現に貢献してまいりました。また、2015年に投資を開始しました国内バイアウト第5号ファンドからは、創業者の笹沼泰助、リチャードフォルソムらとともに投資委員会の一員として、ファンドの投資意思決定の中核を担っております。

2当社グループは業界のパイオニアとして1997年の第1号ファンドの設立以来、累計62件の投資を実行し、本年4月には総計850億円の第6号ファンドを設立しております。第6号ファンドの投資活動が本格化するこのタイミングで、投資・経営支援活動を更に充実させるための組織強化を目的とし、喜多を責任者に任命いたしました。今後は喜多のリーダーシップのもと、社会・経済における様々な変化のニーズをとらえながら、より多くの日本企業の発展に資する投資活動を推進してまいります。

【略歴】
喜多慎一郎(Shinichiro Kita)

ベイン・アンド・カンパニー・ジャパンにて、国内外の大手企業に対する経営戦略コンサルティングに従事した後、2003年、アドバンテッジパートナーズに参画。
1993年東京大学経済学部卒業。2000年カリフォルニア大学バークレー校ハース・スクール・オブ・ビジネス修了(MBA経営学修士号取得)

 

2.プライベートソリューションファンド(InfleXion / 成長支援ファンド)

国内上場企業へのマイノリティ投資を目的とするプライベートソリューションファンド運営事業の責任者である古川徳厚は、本年6月をもってパートナーに就任いたしました。古川は従来通り、アドバンテッジアドバイザーズ株式会社の取締役を務めます。

また、これまで国内バイアウトファンドの運営に従事してまいりました永露英郎は、シニアパートナーとして引き続きバイアウトファンドに関する活動を積極的に行いつつ、プライベートソリューションファンドに対しても一定の時間を振り向け投資活動に参画することとなりました。当社国内バイアウトファンドの第1号ファンドから投資活動に携わり、業界有数の経験を誇る永露がプライベートソリューションファンドの投資活動に加わることにより、両ファンドのシナジー効果の最大化を目指してまいります。

 

3.当社グループ全体のガバナンス体制

当社グループ全体の統括は、従来通り創業者である笹沼とフォルソムが共同代表パートナーとして執り行い、全ファンドへの価値提供活動を強化してまいります。アジアファンドの責任者は引き続きエメットトーマスが務めます。

当社グループ全体の持株会社であるAdvantage Partners (H.K.) Limited(以下、「APHK」)の代表者は従来どおりフォルソムが務めます。また、APHKの取締役会においては、笹沼、フォルソム、トーマスの3名の社内取締役に加え、東京センチュリー株式会社の中島弘一氏が社外取締役として就任する予定です。

 

新体制の下、当社グループはより一層の発展を目指し全社一丸となって尽力していく所存でございます。

以上

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