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日本調剤株式会社に対する公開買付けの開始に関するお知らせ
2025.07.31
株式会社アドバンテッジパートナーズ(以下「AP」)がサービスを提供するファンドとLYFE Capital Investment Management Ltd(以下「LYFE」)の関連ファンドが出資する株式会社AP86は、日本調剤株式会社(以下「日本調剤」。証券コード:3341)が発行する普通株式に対する公開買付け(以下「本公開買付け」)を開始することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
日本調剤及びそのグループ会社(総称して以下「日本調剤グループ」)は、グループ理念において「すべての人の『生きる』に向き合う」を使命として掲げ、ありたい姿を「誰もが一番に相談したくなるヘルスケアグループへ」と定め、全国で質の高い医療サービスを提供してきた企業グループであり、調剤薬局事業を主軸に、生活に密着した医療の担い手として地域社会の健康を支えてきました。加えて、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の開発・製造・販売を行う医薬品製造販売事業や、医療機関への薬剤師、医師、看護師の派遣・紹介を行う医療従事者派遣・紹介事業も展開し、日本のヘルスケア分野を多面的に牽引しています。
本公開買付けを主導するAPはこれまで、健康やウェルネスに関わる企業への投資と成長支援を通じて、当該業界の発展に深く関わってまいりました。店舗型ビジネスや製造業、人材ビジネスの経営支援においても豊富な経験を有しており、過去多くの投資先でM&Aを含む様々な施策を推進し、成長を実現させております。また、本公開買付けにAPと共同で取り組むLYFEは、2015年に設立された環太平洋地域を拠点とするヘルスケア領域に特化した投資ファンドです。LYFEは数多くのグローバル製薬企業との長年にわたる関係性を構築しており、医薬品の研究開発、治験、API供給、グローバルでの製造といった幅広いバリューチェーンにおいて豊富な経営支援実績を有しています。
近年、調剤薬局業界の再編、医療DX推進、医薬品の供給問題、国の医療費抑制政策など、日本調剤グループの事業を取り巻く環境は日々変化しており、事業運営上の課題も増加しています。日本調剤グループが持つ専門性に加え、APが多数の投資実績を通じて得た普遍的な経営改善ノウハウ、さらにLYFEのライフサイエンス分野におけるグローバルネットワークを融合させることで、日本調剤グループが事業環境の変化に対応し、中長期的な成長と、企業価値向上の実現が可能であると考えております。
本公開買付けに関する詳細は、2025年7月31日付「株式会社AP86による日本調剤株式会社(証券コード:3341)の株式に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」をご参照
<日本調剤株式会社の概要>
会社名 日本調剤株式会社
代表者 代表取締役社長 小城 和紀
所在地 東京都港区芝五丁目33番11号 田町タワー9階
事業内容 調剤薬局事業、医薬品製造販売事業、医療従事者派遣・紹介事業
URL https://www.nicho.co.jp/corporate/