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ファスフォードテクノロジ株式会社の株式の譲渡に関するお知らせ

ファスフォードテクノロジ株式会社の株式の譲渡に関するお知らせ

2018.08.09

株式会社アドバンテッジパートナーズ（以下、「AP」）がサービスを提供するファンド（以下、「APファンド」）は、ファスフォードテクノロジ株式会社（以下、「FFT」）の保有全株式を、株式会社ＦＵＪＩ（以下、「FUJI」）へ譲渡することに合意しましたことをお知らせいたします。

FFTは、世界の有力半導体メーカーやOSAT（半導体後工程受託生産会社）を顧客に、半導体メモリ向けを中心としたハイエンドダイボンダの開発・設計・製造および販売・サービスを展開しています。2015年3月のAPファンドによる投資実行以降、APは、同社の日立グループからの独立、既存事業の収益性改善、新製品開発を含む成⻑戦略の立案・実行、及び経営基盤の強化を支援して参りました。特に近年は、半導体市場の成⻑に加え、顧客ニーズを的確に反映したタイムリーな新機種のリリースが奏功し、市場におけるプレゼンスが高まっております。

FUJIは、世界有数の産業用ロボットメーカーであり、電子部品実装ロボットの分野でトップクラスのシェアを持つ、同分野における世界のリーディングカンパニーです。FFTの子会社化を通じ、電子部品実装工程だけでなく、半導体後工程の領域に進出すると共に、両方を含む生産ライン全体を対象とするソリューション強化と、次世代技術の提案力強化を企図されています。

今後FFTはFUJI傘下となることで、⻑年培ってきた技術やノウハウに加えFUJIとのシナジーにより、FFTの掲げる企業理念である「SPEEDをモットーにお客様・パートナーと共に挑戦、成⻑する」ための技術開発、品質及び製造を更に強化していけるものと考えております。また同時に、FFTの保有技術・ノウハウは、FUJIの推進するロボットソリューション事業の拡大に大きく貢献できるものと考えております。